花咲かぺんぎん

~ お花 時々 いきもの ~ 八王子の片隅で、ゆるーい感じのぺんぎんが、                                                                          小さな庭を、毎日毎日、ぼぉーっと眺めて暮らしていましたとさ。。。

ファルコン、闘病中。

ご心配おかけしております。

みなさんの温かい励まし、
本当にありがとうございます。

ファルコンは、まだ生きています。

でも、数日前のファルコンとは、違う姿です。

この先どうなるか、まったくわからないけれど、
行き先をいっぱい書いたGWの予定表は封印して、
この子のそばにいてあげようと思っています。

元気だから大丈夫と、
素人考えで治療を先延ばししていた自分の馬鹿さ加減が、
情けなく、悔しくて、
ブログに書いてることも、自分の無知や無責任さを
世間に晒してるだけだな、と、自己嫌悪に陥り。。

でも、ここまで書いた以上、
心配してくださっている皆さんに、
ファルの様子をお知らせしないわけにはいかないと、
恥を承知で記事を書きます。

 *  *  *

前回の記事を書いたのは、
土曜日の深夜でした。
思えば、この日が、
ファルが元気だった最後の日でした。

翌日の日曜日、
朝、リビングに行くと、
トイレを大、小で汚して少し散らかしていました。
ここ数日、少量ずつ何度もトイレに行くので、
トイレの場所が足りなかったようで、
あらあらごめんね、と片付けたのですが、
その間ハウスから出てきません。

その日は出かける予定があったので、
その前に散歩に行こうと、
誘ったのに、出てこない。
汚しちゃったので、ばつが悪いのかな?
水だけハウスに持って行ったら飲んだし、
トイレも済んでるし、散歩せずにお留守番させました。

午後「ただいま〜」と、帰っても出てこない。
トイレはしたようで、お利口さんだなと片付けて。
そのあとも、トイレに一回出てきただけで
ずっとハウスに引きこもり。どうした?
夕方になって、散歩がてら、
いつもの皮下輸液治療にでかけようとしたのですが、
やはりハウスにこもっている。
思えばかなり様子が変だった。

ハウスから出し、しかたなく抱っこで病院に向かう。
でも、途中で地面に下ろすと
少しふらつきつつも歩き、
よろけつつもマーキングもする。

友達に会うと尻尾振って挨拶。
通院中なんですというと、みんな驚くくらいで、
そういえば、ちょっといつもよりおとなしいねぇ、
なんて言われる元気なファルコン。

病院に到着。
頻尿とふらつき、少し熱もありそうで、
お医者さんは、膀胱炎かもねぇと、
いつもの皮下輸液のあと、抗生物質を注射しました。

帰ってからご飯食べて、21時ごろ、また食べて。
お腹はいっぱいだけど、帰りたくないのか、
なぜかリビングを何周もうろうろ歩き、
それからハウスに入ったファルコン。

 *  *  *

22時半ごろ、ハウスから、
尋常じゃないダダダダダダ!という音が聞こえてきた。
びっくりして駆けつける。

ハウスの中で ファルコンは眼を見開き、
口から血を流し、激しく手足をばたつかせていました。
痙攣は1分くらい続いたでしょうか。
動きが止まって、やっとハウスから引きずり出し
息をしているのを確かめて抱きしめる。
眼を見開いたまま、どこを見ているかわからない。
このまま遠くにいってしまいそうで、
そうはさせまいと、必死で何度も名前を呼び続けた。
ファル! ファル! ファル! ファル!

自分ではこれ以上何もできないので、
病院に電話するも留守電。
とにかく状況を留守電に入れて、ファルを見守り、
汚れたところを綺麗に拭いてあげる。
少し落ち着いたが、どこを見ているかわからない眼。
時々足を、今度はゆっくりだがばたばたと動かしている。
しばらくして病院から電話。
深夜にもかかわらず、すぐ連れてくるようにとのこと。
泣きながらファルを抱っこして、
病院まで急いだ。

診察台に乗せても、絶えず後脚をばたばたし続ける。
しかたなく、細い前足から採血、同時に静脈を確保し、
痙攣止めの薬などをいれてくれました。

眼はあいていても、
眠っているのか、起きているのか。
起きていても、意識はあるのか。
腎臓云々ではなく、脳が傷ついた可能性があると。

血液検査の結果は、ここしばらくでは一番いい値で、
輸液の効果はでていたのに。。。

先生に、
「もう、私のことはわからないのですか?」と聞くと、
わからないかもしれないと、苦しげに答えてくれました。

このまま入院でもいいのですが、
朝までもつかどうかわからない、どうしますか?
との問いに、連れて帰ります、と即答。
ただ、家で一人ぼっちのときに、何かあったら怖いので、
月曜と火曜は、仕事を休めないので、
昼間だけ預かってもらえないかと頼む。

なんとか、あと二日、頑張って、ファル。
そしたら連休中は、ずっと付いていてあげるからね。

帰宅すると夜半を過ぎていました。
疲れたのか、足をばたばたさせるのも治まって、
ファルは眠りました。
私も、ファルの近くで寝ることに。
時々、お腹の動きで、呼吸をしていることを確かめる。
あ、良かった、まだ生きてる。
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数時間眠って、朝の4時半ごろ、
ばたばたする音で眼がさめる。
慌てて見に行くと、おむつがずれていたのか、
床が濡れていた。
ファルは、なんとか立とうをと頑張っている。
そして、一瞬立った! でも、崩れる。
何?大丈夫なの?

一時間後、またばたばたしてるので、歩きたいのかなと、
体を支えてあげると、嬉しそうに立つ。
水を持ってくると喜んで飲んだので、
お代わりを汲みに行って戻ると、
自分で立ってる!

頭の中で、「クララが立った!」のフレーズが。。(^_^)/。
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最初は、生まれたての子鹿みたいによろよろだったのが、
だんだんよろけつつ、歩き回り出す。
眼はうつろだし、すぐにぶつかるし、
部屋の隅にぶつかると、なぜ進めないのかと、
悩んで固まってしまうのだが、
方向を変えてあげると、延々と歩き続ける。

そのうち、私をみつけて、すりすりして寄ってきた。
ちゃんと目も合う! わかってるんだ!
水を入れた皿を持ってくると、
そちらに向かってきて、飲み出した。
ごはんを少し出すと、パクパク食べた!
すごい! 朝までもたないと言われたのに、
すごいよ、ファル!
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部屋の隅で悩むけど、椅子にぶつかれば無理やり通り、
しっぽを振って歩き続ける。
死にかけてたとは思えない。
出かける直前には、トイレの場所で(ちゃんとトイレの場所で!)
いきみ出して、うんちもした。
出勤前に病院に連れて行ったが、
歩いていることに先生もびっくり。
私も、ファルが生きていて、歩いてること、
回復したことが嬉しくて、
そのときは嬉しくて。

ちなみに、私の職場は、歩いて10分くらいの近場。
そして、動物病院は職場のすぐそば。
昼休みに、面会に行きました。

ケージの中を、角で悩みつつも、うろうろ歩き回り、
疲れては眠るファルコン。
朝は、あんなに嬉しかったけど、
やはり元気な頃とは全く違う姿に、涙がでる。

夕方、迎えに行って、今日も皮下輸液をした。
つらいのか、クンクン鳴く。
帰り道、抱っこかと思ったけど、
最後まで歩き通した。
くんくんの匂い嗅ぎもしない、
マーキングもしない(途中でかがんでおしっこしたけど)、
少しふらついて、座ったりもしたけど、
最後まで歩いた。
この日は。

家の中でも、うろうろ歩く。
時々ひっかかっては、私やお兄ちゃんに助けだされ、
のんびりのんびり歩いてる。
ごはんも食べる。水も飲む。
きっとこのまま、回復していくはず、
そう思った。この時は。

この夜も、私はファルの近くで寝た。
夜中に何度か起きてうろうろしてたようで、
時々引っかかってくんくん鳴く声で
目が覚めては助けてあげた。

そして、6時ごろ、
また、クンクン鳴いている。
また引っかかった?
いや、床にいる。

「立てないよぉ」と鳴いていた。

  *  *  *

支えても、立ってられず、尻もちをついてしまう。
切なそうに咳をしたり、ひーんひーんと鳴いて、
吠えたいのに吠えられずに、わふ、わふと鳴いている。

水をあげると少し落ち着いて眠った。

8時、今日も病院に、今日は抱っこで連れていく。
昨日は歩けたのに。。。

昼に面会に行っても、今日はずっと寝ていたそうだ。
時間いっぱいそばにいて撫でてあげていたが、
切なくて涙がこぼれた。
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夕方迎えに行った。
時々水はのんで、ごはんも少し食べたそうだ。

うろうろと歩き回る様子も、
立てなくなってしまうのも、
なんだか長い時間かかってすすむ認知症が、
この数日で急に進んだのを見るようだと、
先生もおっしゃっていました。

こんなに弱ってしまって、
昨日みたいに嫌がるようなら、
皮下輸液も半分ぐらいで終わらせてあげて、と
頼んだのですが、
抵抗する元気もなかったのと、
明日は1日家で看るので、
皮下輸液の治療もお休みすることにしたので、
500cc全部入れてもらいました。

木曜日の午前中には、電話で様子を知らせてください、
どうするか、その時の様子次第で決めましょうとのこと。

支払いの間、看護師さんが、ファル立てるかなぁ?と、
体を支えてくれたけど、やはりぐらぐら倒れてしまった。
昨日はあんなに歩いてたのに。。。

病院からの帰り道に、いつも散歩する遊歩道がある。

ここなら広いし、車も来ないし、と、
大好きな場所で、少し歩いてみる?と降ろしてみる。

自力では立てないけど、首のあたりを支えると、
ゆっくりゆっくり歩き出した!
本当にゆっくりで、すぐにふらつくけど、
うれしそうにしっぽを振って。
またきっと、お散歩しようね、
この場所で。

あとは抱っこで家に帰った。
家で、少し水やごはんも食べたけど、
ほとんどずっと大人しく横になっている。
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水曜日。

ファルはずっと寝てる。
時々起きてる時に、立たせて、体をささえて歩かせると
うれしそうにしっぽを振るけど、
すぐに疲れて、クッションに戻すとすぐに大人しくなる。

横になってるけど起きていて、
私が見ると、みつめ返す(気がする)。

水をあげると少しだけ飲むけど、
ごはんはほとんど食べない。

ファルはぬいぐるみのように横になっている。
こんなにおとなしい重病人っているかしら?
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もっと困らせていいよ。
もっと甘えていいのに。

 *  *  *

午前中、心配し電話を下さったmaryさんと、ご主人さま。
失礼な対応しかできなかったこと、本当に申し訳ありませんでした。
お気持ちは本当に嬉しくて、心から感謝しています。

午後、外の空気を吸わせてあげようと、
抱っこして庭に出ると、
少し遠くにファルが大好きな女の子のトイプーが散歩していました。
ファル、きっと会いたいよね?
急いでスニーカーに履き替え、ファルを抱いて追いかけました。
やっと追いついた時、どうしたの?!と驚く飼い主さん。
説明しようにも私も泣きそうで言葉がでなくて。
無邪気な顔でファルに挨拶してくれるトイプーちゃん。
よかったね、ファル、会えてよかったね。

それからいつもじゃれあって遊んでいた
柴犬君もやってきて、
何度も何度もファルに遊ぼ!とじゃれてきたけど、
ごめんね、今日は無理だけど、
元気になったら遊ぼうね。

先ほどのトイプーちゃんの前ではライバル、
でもいつもは仲良しの黒トイプー君にも会う。
みんなにご挨拶。

飼い主さんたちも、みんな励ましてくれる。
ファルがいなければ、話すこともなかった人たち。

前回記事のコメント欄での
私の呼びかけを、たまたま読んで、
励ましの言葉をくれたブロ友さんたち、
みんな、みんな、ありがとう。

ファルはまだ生きています。
生きようと頑張っています。

長い長い乱文を、読んでくれてありがとう。
倒れた日の翌朝のような奇跡が、
もう一度起こることを願いつつ、
傍で横になる、ファルの寝息を聞きながら
これを書きました。

ファルコン、頑張れ!
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ファルコン、旅立ちました。 | Home | ファルコン、通院中。

コメント

ファル君、遠くからだけど応援してるよ、祈ってるよ。

ぺんぎんぴたきさん、辛いですね。
後悔のないよう、頑張れ!

2015/04/30 (Thu) 08:41 | やまち #6AWUBD.o | URL | 編集

昨日は突然のお電話失礼いたしました。
血液検査の数値を見てとても心配になり主人に相談したところ
ファルくんの様子を聞いてみようとお電話をしてしまいました。
ファルくんには信頼できる獣医さんがついていらっしゃるからきっと大丈夫。
ただただ、快方に向かうことを願っています。
ぺんぎんびたきさん、お疲れになりませんよう身体に気を付けてファルくんを診てあげてくださいね。

ファルくん、もうひとふんばり頑張ろうね!

2015/04/30 (Thu) 08:56 | mary #1MqZTUZc | URL | 編集
やまちさんへ

やまちさん、ありがとうございます。
今日も、治療方針でどうするか迷った時、
このコメントの「後悔のないよう」という言葉を思い出し、
ちゃんと答えることができました。
これからもたぶん、迷うたびに、思い出して道標にしたいと思います。

残された時間を、大切に過ごしたいと思います。
ぬいぐるみのように寝ているファルコンは、とても可愛くて愛おしいです。

2015/04/30 (Thu) 19:11 | ぺんぎんびたき #EKt0oX0Y | URL | 編集
maryさんへ

maryさん、失礼だなんてとんでもないです。
こちらこそ、とても失礼な返事しかできなかったこと、
とても心苦しく思っています。
治療を先延ばしにしているうちに、こんなことになって、
さぞかし、もどかしく思ったり、愚かな飼い主だと思ったでしょうね。反省しても、ファルの命は一つっきりで、どうにもならないですよね。
今通っている病院を、絶対的なものだとも思っていません。
でも、ファルは、治療そのものは、いやでクンクン鳴いたりするのに、翌日通院すると、まっすぐ尻尾を振って病院の入り口に向かっていき、先生と看護士さんが大好きなのです。
一年も前から、いろいろな選択肢を与えられたのに、すぐに治療に踏み切らなかった私に、全部、責任があると思っています。

今はただ、どんな姿でも、できるだけ一緒にいたい。
それも、可能な限り、苦しまずに。
この連休前に倒れるとは、ファルはちゃんと考えてたんじゃないか?なんて思います。
休みなのに、休めなくて大変だね、と家族に言われたけど、ファルと過ごす時間は貴重で、幸せな時間です。

会ったこともない私とファルに、心をくだいていただいて、本当にありがとうございました。
残された時間、悔いのないようにファルコンとがんばります。

2015/04/30 (Thu) 19:35 | ぺんぎんびたき #EKt0oX0Y | URL | 編集

ぺんぎんびたきさん、この数日本当に辛かったことでしょうね。

ファル君に会ったことはなくっても、自分の甥っ子のような気持ちなので(勝手ながら)私も心配でなりません。ただただ祈ることしかできないのですが、きっと回復すると信じています。がんばれ、ファル君!

いろんな気持ちがあふれて本当にお辛いと思いますが、あまり自分を責めないでくださいね。ぺんぎんびたきさんは無責任なんかじゃないと思います。ファル君の頼れるリーダーですよ!

今は良くなることを信じて、ファル君と一緒に幸せな時間を過ごしてくださいね。私も強く祈っています!

2015/04/30 (Thu) 22:23 | sissi #WOq6nlhY | URL | 編集
sissiさんへ

sissiさん、ありがとうございます。
sissiさんのコメントを読んで、少し心が軽くなりました。

ファルが、甥っ子ですか(^_^)。
なるほど、ベドって、頭数が少ないこともあり、
よそのベドも、本当に親戚みたいで(実際親戚が多かったりするらしいが)他人事に思えないですよね。

奇跡が起こることを信じて、ファルと過ごしたいと思います。暗い記事が続いて申し訳ないのですが、どうぞ、見守ってください、宜しくお願いします。

2015/05/01 (Fri) 00:31 | ぺんぎんびたき #EKt0oX0Y | URL | 編集

朝までもたないというところまできていたなんて。
本当にお辛かったでしょうね。

ワンの時間はとっても早く流れていて、時に人がそれに付いて行けないのはしかたがないことだと思います。
ご自分を責めないで下さい。

家族がある日突然今までと違う状態になってしまうのって辛いですよね。
でも、どんな姿でもいいから生きていて欲しいって思います。

どうか、ぺんぎんびたきさんとファル君のやさしい時間がゆっくり流れますように~。

2015/05/01 (Fri) 12:27 | たりあん #N96e6tm. | URL | 編集
たりあんさんへ

たりあんさん、ありがとう。
お返事が遅くなってごめんなさい。

辛かったけど、最後の時間は、とても優しく、濃密な時間でした。
留守番ばかりで寂しい思いばかりさせた、罪滅ぼしをさせてくれるため、ファルがこの日を選んで倒れたとしか思えないほどです。
もう少し、一緒にいたかったです。寂しいです。

2015/05/03 (Sun) 15:10 | ぺんぎんびたき #EKt0oX0Y | URL | 編集

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